Fukurumカード事業10周年を記念して、現行デザインに追加し新たに発行するカードに使用するデザインが決定し、1月24日(火)福島市のコラッセふくしま2Fクリエイティブビジネスサロンにて入賞者表彰式を行いました。
新たなFukurumカード発行に採用するデザインは、昨年7月7日(木)~9月9日(金)の期間、福島県内の高校生以上の学生を対象に募集を行い、応募のあった120点の中からデザインとして採用される最優秀賞(県知事賞)1名には福島学院短期大学部2年の鈴木 晃一郎(すずき こういちろう)さん、優秀賞(観光交流局長賞)には、福島学院短期大学部2年の吉田 涼太(よしだ りょうた)さん、佐藤 映里(さとう えり)さんの2名が選出されました。
(写真は左から、Fukurumカード推進協議会 渡邊会長、鈴木 晃一郎さん、吉田 涼太さん、佐藤 映里さん)
■最優秀賞(県知事賞):鈴木 晃一郎さん
<作品にこめた想い>
福島の県と市町村の花を該当する場所へ配置したデザインです。福島と言えば、ほとんどの方が果物や赤べこなど挙げられると思います。しかし、それでは特徴に偏りが出てしまい、県全体の魅力を表すことができない。と考えたため、全ての市町村に割り振られているものはないかと調べていると、花が目に入ってきました。全ての市町村に花が割り振られており、これならば「福島」を偏りなく表現できるのではないかと考えました。これが制作のきっかけです。制作していくうちに、花の知識を少しだけ深めることができたり、楽しみながら制作できました。作った花にも愛着が湧きました。福島には、魅力的な花が多くあることを多くの方に知っていただきたいです。冒頭にもある通り、該当する市町村に花を配置しているので、よく見ると福島県の形にもなっているところがポイントです。ぜひ、自分が住んでいる地域の花は何か見つけていただきたいです。
<受賞コメント>
この度は県知事賞という大きな賞を受賞出来た事をとてもうれしく思います。このデザインは、エントリーシートにも記載したのですが、全ての市町村の花が割り当てられているデザインです。ぜひ県内の方や県外の方など様々な方に持っていただいて、福島県全体の魅力を知っていただきたいと思っています。
<鈴木さんからのメッセージ>
■優秀賞(観光交流局長賞)
吉田 涼太さん(写真:中央)
<作品にこめた想い>
デザインの意図、コンセプトは福島県内のお祭りを切り絵のように見えるように意識して作ってみました。会津、中通り、浜通りの順に配置しました。
佐藤 映里さん(写真:右)
<作品にこめた想い>
福の字から覗き込む工芸品たちを福島県の四季折々の景色とリンクさせ「福」の形を表現しました。あまりごちゃごちゃさせずシンプルにすることで、親近感の湧くデザインにしました
<吉田さん、佐藤さんからのメッセージ>
今後は、最優秀賞(県知事賞)を受賞された、鈴木 晃一郎さんのデザインをもとに、クレジットカード発行手続きを行います。新デザインのFukurumカードへのお申込みについては、準備が整い次第に改めてご案内申し上げます。