10月9日（月・祝）に会津若松市の産業・文化の中心地でもある大町通りの歩行者天国イベントにおいて、これまでの成果発表の意味も込め本校独自のブースを開き、くるみ・ピーナッツの販売や情報提供等を行いました。地域行事を通して、地元に人くるみ・ピーナッツの価値を伝え、認知力の向上、そして地域の活性化に貢献することが目的です。

＜くるみの殻を活用して作成した遊び場の設営（射的・魚すくい）1回100円＞
当日は雨の中での実施でしたが、10:00～14:30の時間帯で約90人の方が参加をしてくださいました。
魚すくいの魚はくるみの殻を海の生物に見立て作成を、射的の的はピーナッツの殻を的の一部に採用して作成をしました。その景品として、くるみの殻を活用して作成したクラフト作品を配布しました。すべて生徒の手作りであり、殻の丈夫さや形状を活かして、マグネットやキーホルダー、リースやろうそく等を作成しました。

＜オリジナルアイスクリームの販売 1つ200円＞
会津中央乳業様に協力をいただき、アイスクリームの蓋に生徒がデザインしたイラストを載せました。そのオリジナルアイスクリームのトッピングとして「揚げ塩ピーナッツ（アイヅピーナツマート様協力）」と「鬼くるみ塩キャラメル（斎藤金五郎商店様協力）」を付けて販売しました。後からトッピングとしてアイスクリームに載せて食べることで、くるみとピーナッツがもつ本来の食感や旨味を感じることができるようにしています。「鬼くるみ塩キャラメル」については、粒をアイスクリームに馴染みやすい大きさに改良しています。また、「揚げ塩ピーナッツ」に関しては、数あるピーナッツの中からアイスクリームに適したピーナッツを見つけるために試食を繰り返し、生徒が厳選をしました。
▼会津中央乳業（会津坂下町）さまとのコラボ商品

▼オクヤピーナッツジャパン（喜多方市）さまとのコラボ商品

当日はイベント限定の商品として、①鬼くるみ塩キャラメルアイスクリーム、②丸ごとピーナッツアイスクリームの2種類販売をしました（それぞれ110個ずつ）。ベースとなるアイスクリームは同じであり、そこに「鬼くるみ塩キャラメル」と「揚げ塩ピーナッツ（=丸ごとピーナッツ）」を購入時にお客様に選択していただきました。雨の中での販売、また気温が低いこともあり当初は苦労することが予想されましたが、持ち帰りとして多く購入していただいたお客様もおり、14:30には220個全て販売をすることができました。

その他、基礎知識や探究の取り組み過程等をまとめたポスターやイベントを宣伝する看板の作成等も行い、イベント時に掲載をしました。
会津地域でのイベントを通じて、生徒や保護者、またお客様や同イベントに出展をしていた方にも、くるみ・ピーナッツの少しは関心を持っていただいたように思います。その中で利益を生み出すことや持続していくことの難しさも痛感しました。今後は新商品の開発や今の商品をさらに改良していくために必要なことも検討しながら、さらなる認知力向上や販路拡大につなげていきたいと考えております。
（以上、同校の須藤教諭のレポート）

会津産クルミ・ピーナッツの魅力発信を地元の事業者と連携したチャレンジは大成功。今後の商品化が楽しみですね。同校の活動は今後もレポートし、ホームページへアップしていきますので、楽しみにお待ちください。