10月27日(金)に当基金事業商品開発の際に、大切な素材の一つとして検討中の「奥会津天然炭酸水」を学習しに金山町を訪問しました。
本日は東北電力奥会津水力館みの里さまを会場に活動をさせていただきました。
先ずは金山町商工観光課 商工観光係の五ノ井 和博さまより、金山町の文化、観光、産業についてレクチャーしていただきました。
次に町内にある天然炭酸水が湧き出る井戸へ移動。国内産としては大変珍しい、地下において自然の炭酸ガスがほどよく溶け込んだ天然炭酸水です。
▼実際に飲んでみました
天然炭酸水の井戸の隣には、奥会津天然炭酸水の生産を行っている株式会社ハーベスさまの工場があります。工場の中へお伺いし、奥会津天然炭酸水について詳しくお伺いする事が出来ました。
奥会津天然炭酸水を学習したあとは、いよいよ商品開発についてのディスカッション。
金山町商工観光課 商工観光係の五ノ井 和博さま、一般社団法人金山町観光物産協会事務局長の小沼 優さま、株式会社ハーベスの湯本 康仁さまにご参加いただきました。
先ずは生徒さんから今回の商品開発のコンセントについて説明を受けました。
先輩たちが昨年度に当基金を活用し開発したフルーツハーブティー「TEA&SINGS YASURAGI FOR TOU」に奥会津天然炭酸水を加水し「フルーツハーブティーソーダー」を製作するといもの。
福島県内の伊達市、金山町の2拠点を繋げ県域全体の魅力を発信できる商品にする事で、県内、県外のみならず海外をターゲットにしていきたいとの壮大でワクワクするプロジェクトです。
現在の試作品がコンセンプトと会っているかを参加者の皆さまに試飲していただき感想を聞きました。
試飲された皆さんからは「ハーブは金山町民の自宅の庭に自生しているケースが多い。天然炭酸水だけではなくハーブでも金山町をPRできる商品になるのではないか」
「道の駅や町内の観光施設等のスタンドで販売したら売れると思います。ハーブの爽やかな香りとほのかな甘み、微炭酸のバランスがとてもよい」などと高評価の感想をいただく事が出来ました。
今後はいよいよ株式会社ハーベスさまと商品開発に入っていきます。
福島県北地区の高校生が初めて訪れた金山町でその魅力に触れて、更にふくらんだインスピレーションが、これから完成に向けて最終段階を迎える商品開発にどんな化学反応を起こしていくのかワクワクしてきます。
今回の活動には直接参加はされませんでしたが、今回の金山町訪問の導線を調整していただいた道の駅かねやまの滝沢駅長さまに感謝申し上げます。
今後の同校の活動についても当協議会ホームページ、SNSで発信していきますので楽しみにしていてくださいね。